世界朝ごはん紀行〜モロッコ編1〜

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モロッコの古都フェズ着午前2時

朝5:00スペインのグラナダのホテルを出発し、お昼には初のアフリカ大陸上陸

バスで港町タンジールから内陸のフェズへ向かい夕陽をフェズで見る

、、、って予定がっっ

ホテルから女性ドライバーがカッ飛ばすタクシーでグラナダ駅へ→余裕の到着

グラナダ駅からRenfe(スペイン鉄道)の特急に乗り、港町アルヘシラスへ到着

タクシーで港にはあっという間に到着して

全て予定通り、ふふふ

*フェリーの切符はインターネットで予約済み

だが、しかし、、、

いつまで待ってもフェリーは出ず遅延の表示のまま( ̄◇ ̄;)

他のフェリーはガンガン出発しているのに😥だんだん不安になってくる

館内放送はスペイン語で何を言ってるのか、さっぱりわからない

しばらくして出発案内の表示板を見に言ったら

私達の乗る便名が((((;゚Д゚)))))))ない

大急ぎでカウンターに聞きに行くと欠航したと言うので、その場で返金してもらい

並びのカウンターで他の船会社の一番早い便を購入

この時点でもう14:00、予定がダダ崩れです。

『とにかく、アフリカ大陸に渡ってから考えよう』

ジブラルタル海峡を渡るフェリーの中で、私はもう必死になって

予定通り今日中にフェズに行けるのか、それとも港町タンジールに泊まるのかぐるぐる考えを巡らせていました。

やるだけやってみよう

人生初のアフリカ大陸上陸の喜びもつかの間、タンジールの港から街へのバスを待つ間も

次第に暮れていく夕日が私の気持ちを焦らせます。

バスを待ってたらタンジールで泊まる羽目になる

とっさに私は、たまたま同じフェリーに乗っていた日本人男性を捕まえて

『バスはいつ来るかわからないから、タクシーで私達と一緒に行きませんか?』

彼の「はい」を聞くや否や、さっきからずーっとこっちの様子をうかがっていた

タクシードライバーのお兄さんと値段の交渉を開始

「3人で乗るならひとり10ユーロ?オッケーオッケー!さあ、行こう!!!」

さすがモロッコタクシー「大至急バスターミナルへ行って!!」とお願いしたら

ドライバーのお兄さんは大爆走で向かってくれました😂

*同乗してくれた日本人男性は助手席で、私達女性二人は後部座席に座りました

さて、バスターミナル到着時点でもう日はとっぷり暮れています。

安全だし綺麗だと言う評判の国営バスはとっくに終了していました。

まだ開いている民間バス会社(汚いとか時間がルーズと書き込まれてた)に乗るしかない

しかもバス会社の窓口はたくさんあって、どのバスがフェズに行くのかも分からない、、、

あ”あ”あ”あ”あ”ーーーー

とっさに私は叫びました「フェズ!フェズ!フェズ!!!

すると太ったおじさんが「こっちだっ!こっちにこいっ!」

大急ぎで「フェズ行き二枚、何時に出るの?」

*ここはまだスペイン語が通じた

「20:45 だよ」「じゃあ余裕だね、まだ19:45だもん」

「お前の時計遅れてるよ」「ええっ?」私の時計は19:45😵

*スペインのサマータイムが終わった日だったのかなあ、

おじさんの時計をのぞくと20:45!!!出ちゃうじゃん

おじさんは大きい方のスーツケースを、私は小さいスーツケースを抱え上げ

大勢の人でごった返すバスターミナルの中を突っ切ってバスに乗り込みました。

ふう、、、

20:45にタンジール出発して5時間、午前2:00最初の宿泊地フェズに到着しました。

絶対に今日中に着くと決めていたフェズ(日付は変わっちゃったけどね)

城壁の中のリヤド(邸宅を改造した宿)に到着した私達はぐっすり眠りました。

そして目が覚め屋上のテラスで、モロッコ最初の朝ごはん↓

とても美味しくて、フェズにいるのが嬉しくて幸せな朝食でした↑

モロッコのパンケーキ ムサメンっていうのかな

もっちりしてるのにパイのように層になっていて、とても美味しいです。

下の写真の↓サハラ砂漠の朝ごはんにも登場してます。

味の濃い蜂蜜やチーズ、ジャムをのせて何枚でも食べられそう!

左下はモロッコオムレツ、野菜が入ったオープンオムレツ

サハラ砂漠については、モロッコ編2でお届けします。

では、また

 

 

 

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seislios

自由でお金のかかないひとり旅が大好きで セールスパーソンをしながら、1年のうち4週間以上旅に出ています。 美味しいものとワインが大好き 得意料理は皮から作る餃子です。

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