ずっと以前から気になっていたことがありました。
私はイタリアが大好きなので何度か現地に行っているのですが、2019年にシチリアに行った時に買った“エストラット”という物の味が忘れられずにいました。
“エストラット”は本来は”エストラット・ディ・ポモドーロ“と言うそうで、直訳すると”トマトを凝縮させた“という意味らしいのです。
トマトを干して、ペーストにして、また干してトマトを凝縮させたものなので、味がめっちゃ濃いのです。
例えるなら、トマトで作った味噌かなあ、、、
とにかく、とにかく美味しいんですよ。
バゲットにエストラットを塗って、オリーブオイルをひと垂らししたら、それだけで素敵な前菜になります。
そのエストラットを買うためにイタリア シチリア島パレルモの市場に行ったというマニアックな私です。
パレルモの朝市でまるで味噌のように『何キロいるの?』って聞かれて買ったエストラット・ディ・ポモドーロ、美味しかったなあ、、、
どこかでエストラット売ってないかなあと探していた私の目に飛び込んできた『マンマのイタリア食堂』の~トマト仕事の日エストラットとセッキ~という長本和子先生のFacebookの投稿
「日本で作ってる人がいた‼️すごい‼️」と感動した私は、~マンマのイタリア食堂~の長本和子先生の名前をお顔を覚えていたのでした。
*記載されていたエストラット作りは、私が知った時にはもう終わっていたので参加できませんでしたが。
今年のゴールデンウィークに日本橋三越のイタリア展に行った時
人混みの中、ひとりの女性とすれ違いました。
”エストラットを自宅で作っていたひとだ”
速攻Uターンして声をかけ、名刺を渡していました。
「あのう、エストラット作ってた方ですよね?」って夢中で声かけちゃった💦多分へんな人だと思われたでしょうね。
それでも私は大満足でした。
長本先生に偶然お会いできたおかげで先生の主催する『マンマのイタリア食堂』というサロンに行くきっかけになりました。
*料理人じゃないし、趣味が料理ですってのもなんだなーと行くのを正直躊躇っていたんですよね。私も躊躇することがあるだな、、、笑
という訳で『マンマのイタリア食堂』には毎月顔を出しています。
イタリアの歴史と地域性を軸に解説してくださる長本先生の講義が、とても興味深いのです。
どうやって作るんだろうとか、なぜこれを入れるんだろうとか、今まで漠然としていた疑問が解決されるので知的好奇心も満たされます。
今月はカラブリア州の料理だそうです。
カラブリアはシチリア島へ渡る前に一泊だけした場所。博物館しか行っていないし料理は全く知らないので、とても楽しみです。
#マンマのイタリア食堂
seislios
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