ガイドブックに載ってない話
初めてハノイに行ったときのことです。
空港からチケットタクシー(料金先払い)に乗りました。
正規のタクシーか白タクかなんて気にしなかった。
だって空港に入ってるなら許可を貰ってるんだろうと思って。
運転手は小柄な男の子
気になったのは、彼がずっと咳をしていたこと。
うち帰って寝てなよーって思った。
15分ほど走ったら何もない所で停車
ん?
隣にもう一台タクシーが止まって、ニコニコ笑顔のおじさんが出てきた。
なんだ💢この状況(-_-メ)
私が乗ったタクシーのドライバーは咳をしながら
「僕は熱があってこれ以上運転できないから、この人のタクシーに乗り換えて。」
💢💢💢あ”あ”っ💢💢💢
💢💢💢それなら最初から客乗せるんじゃねえ💢💢💢
そして気づいた
ははーん、そうやって料金を2重に取るつもりだな(。-_-。)
「乗り換えてもいいけど、さっきあなたにお金払ったよね?
だからこのおじさんには払わないよ。あなたがおじさんに売上からお金をあげて、今ね👇」
若いほうはちょっと驚いたようだったけど動かないから、ダメ押しで言ったよ
「お金を渡しなよ、ほら💢💢💢👇👇👇」
若い子はしぶしぶおじさんにお金を渡す。
それを見届けふたりを交互に睨みながら
「私は払ったよね、あなた達に。じゃあ行こうか」
そう言いながらおじさんのタクシーの後部座席にバックパックを乱暴に放り込んで出発
おじさんはニコニコしたまま運転して、指定したホテルに無事到着した。
私はさっさと荷物をとってホテルに入る
ここまでくれば、ちょっと安心
チェックインしながらフロントが言ってた。
「タクシーのドライバーがまだ外で待っていますが、、、」
私「もうお金は払ったから用はないよ」(。-_-。)
おじさんは諦めて帰った👍
*空港タクシーだからって信用できないことが分かったハノイ の夜
空港タクシーのネタでもうひとつ
フィリピンにダイビングで通っていた頃のこと
ノースウエスト航空 東京〜マニラ¥19800のチケットでマニラに行き、セブパシフィックでタグビララン(ボホール島)に行く計画をたててみたけど
マニラ到着がなんと23時過ぎ😱夜中じゃん
そうじゃなくてもマニラの古いほうの空港はヤバそう(^_^;)
心配になって、ダイビング友達のブッチーさんに相談する。
ブッチーさんは、フィリピンでビジネスしていてマニラにも家があるから詳しいはず
ブッチーさんいわく「空港から乗るタクシーも信用ならない。だから出発ロビーからタクシーに乗ること。無事出発客を乗せてきたタクシーなら乗っても大丈夫」
なるほど、さすがブッチーさん
その教えどおりにマニラに行こうとした直前
ブッチーさんから連絡があり、マニラ空港まで迎えに来て豪邸に泊めてくれること、友人の空港係員の女性に頼んであるからYuko Itoと書いた紙を持ったフィリピン女性がブッチーさんの車までアテンドしてくれるという大変有り難いお申し出を戴いた😆
という訳で、出発ロビーからタクシーに乗る方法は試さず済んだのです。
ありがとうブッチーさん\(^o^)/
最後に南米の話を
ペルーのクスコからボリビアのラパスへ夜行バスで着いた日のこと
ラパスのバスターミナルは白タクだらけ
白タクに乗りたくなくても白タクしかいない(TдT)
バスを降りたらあっという間にタクシーの客引きに囲まれた
運転手がヤバいかヤバくないかは自分の直感に頼るしかない
その中でもっとも愛想がなくてもっとも商売っ気のないおじさんと値段交渉して出発
信号のない中、大渋滞に巻き込まれてアパートに到着
着く前に私が考えていたのは、一週間後の帰国時空港へ行くタクシーをどうするか
飛行機んl出発は朝7時だから、アパートを4時には出たい
そんな早朝にタクシーなんてないだろう
あっても流しのタクシーは危険すぎる
今乗っているタクシーのこのニコリともしないおっちゃんに、なんとしても1週間後の朝4時にここに迎えに来て空港まで送って欲しいと伝えなければ
必死な私
そうしなければ、朝7時の便には乗れない
この時のポイントは、相手の名前を聞いたこと
自分も名前を名乗り、相手の名前を聞くこと
名前を名乗った相手との約束は忘れにくいし、すっぽかしにくいと
とっさに思った。
おっちゃんの名前を何度も繰り返した。
日時を書いたメモ6/○○ 4:50AM
キエロ イル アル アエロプエルト 空港に行きたい
aqui ここ! aquiここ!と繰り返す
おっちゃんはうんうんと頷いてるけど
¿ホントに通じてる?
そして帰国の朝 3時50分、、、
借りていたアパートは鍵をテーブルにおいてオートロックで閉めて終わり
管理人は来ない
つまりドアが閉まったら後戻りできない
そんな状況でドキドキしながら階段を降りて外に出てみたら
ちゃんといる😭来てくれてる😭
夜明け前の暗い中、車のテールランプが赤く光っている
うれしくてバックパックを背負ったままタクシーへダッシュ💨
車を覗き込むとあの無愛想なおっちゃんだ\(^o^)/
泣きたいほどうれしかった
おっちゃんが約束を守ってくれたおかげで、無事7時の飛行機に乗れました。
ラパスのおっちゃん、ありがとうm(_ _)m
*その後のニューアーク〜東京の便で一生に一度だろうと言う経験をします。それについてはこちらのブログに書いています。
ペルー・ボリビアからの帰りに経験したことPreziosa esperienza su un aereo al ritorno dalla Bolivia
seislios
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